日記みたいな感じで

日記みたいな感じで書きます。

剣道の話2

高校生から剣道を始めた時点で

青春時代の剣道の上達度合いはまぁ

お察しだったのだが、それにしても

大学でももう少しやっておけばよかったと

偶に思う。

 

フリーランスでやってた」とよく

説明するんだけど。

高校に行ったり知らん剣友会に行ったり

しながら卒業後も続けていた。

 

大学卒業前、3年生くらいから

ちゃんと先生の元について

基本を改めて習ってみて

ボロが出ること出ること。

高校の時は青春で7割は押していけたから

残りの3割でしか剣道してなくてもなんか

充実してたんだね。

当時はがむしゃらにやってたんだろうけど。

そういうのあるよね。

 

高校時代に所属していたのは

都大会になら予選超えて行けるかな

くらいの都立高校で、2年生から次鋒を

やってた。戦績はまぁまぁだった。

 

空手を9年くらいやってて、高校でも

武道をやるか。俺球技アレルギーあるし。

みたいな感じで剣道をやり始めたんだね。

 

なんか俺は球技やってるように見えるらしく

球技大会のソフトボール

俺が打席に立ってバットを振り回したとき

女子がざわついたらしい。

下手すぎて。

イメージのフィルターで勝手に落差を感じるのはやめろ。

 

高校時代の剣道は何だろうか、

経験者と初心者の「場馴れ」感

とでも言うのか、「勝負をする感覚」が

分かってなかった。

 

その分かってなかったというのを

今になって実感しているんだね。

今通っている道場は所謂

「綺麗な剣道」を教えてくれるところで。

 

「試合で勝てる剣道」と「綺麗な剣道」とかな、

よく言ってたんだよ経験者が。

よく分かってなかったんだけど今は少し分かる。

 

剣道の良い所としてこないだ挙げたのが

「勝ち負けに限定されない」って点だった。

自分の向上のために必要なのは

試合における勝ちだけではないんだね。

 

引かずに真っ直ぐ向かっていって

自分の技で勝負をして、それで

打てたら何故打てたのか考えて反省する。

打たれたら潔く認めて次に生かす。

「打って反省打たれて感謝」みたいな言葉があるけれども、そういうことを教えてくれてる。

「試合の内容」とか言うじゃない、勝負に勝って試合に負けたとかさ、あれってあるなぁと

思うんだね。

 

試合の結果に拘るのは悪いことではない。

勝ち負けはついてくるしね。

ただ一本を取るためのテクニックを

教わることだけが剣道かと言われれば

そうじゃないと言わざるをえなくない?

どう思う?

竹刀を首で避けて鍔迫り合いに持ち込んで

首元を割って体勢を崩して引き面

みたいなさぁそういうものめっちゃ格好良い

けどやっぱり正面を割ったどストレートな

面打ちが1番つよくてかっこいいんだよな。

浪漫あるじゃん。

小手ばっか狙っちゃうけどね私は。

 

負けても怒らないけど、腰の引けたような

試合を見せると怒ったり

つまらない小技は出さずに大技で勝負しろと言ったりする。

そういう先生方だから、

正しく強い剣道を俺は目指そうと思ってる。

どうせ学生時代ブイブイ言わせてたやつらは

そのうち辞めるから、続けてりゃ

追い抜いていくだろうみたいな精神は

持っとこうと。へぇ、良いじゃない。

 

「打って反省打たれて感謝」が「勝負の感覚」なんだね。何事も。

それにもっと早く気づいてたら

もっと楽しくなってたなと思って。

 

これは偏見だけど、何事も

才能があって強い人ほど

傲慢になってる気がするので、

もっと寛容になればいいと思うんだよね。

人類はみんな。打たれて感謝とか

言えばいいんだよね。

どう思う?